2018.12.11
今回はバローズが管理をしている太陽光発電所の故障についての情報をご紹介します。
■故障機器の割合
パワコンの故障が約60%を半数以上を占めており、
売電ロスを最小限に止めるためには、
故障発生時に速やかに復旧させることが重要です。
例えば・・・
通信機器の故障であれば遠隔監視で発電を見れませんが、発電設備には異常はなく影響はほぼ出ません。
パネル1枚の故障であれば、100枚以上のパネルを使用しているため、影響は1%未満と僅かです。
しかし、パワコン5台中1台の故障になると、発電が20%も下がってしまいます。
そのため、機器故障の中でも特にパワコンの故障をいち早く発見し、修理や交換で正常な状態に復旧させることが重要です。
■パワコン故障の内訳
パワコン故障で最も多い内容は回路の故障となっており、その割合はパワコン故障の約50%を占めています。
基盤故障であればパワコン1台の発電が停止するため、遠隔監視で容易に発見する事ができます。
これが回路故障になると、5回路のパワコンを5台使用している場合、1回路の故障であれば発電量の低下は約4%と影響は少なく発見は大変困難です。
バローズでは遠隔監視に最新のRPAシステム(ソフトウエアロボットによる業務自動化技術)を導入済み。
日々のデータの収集、分析、判断、発信まで自動化し、発見が困難な故障や不具合もいち早く発見し、効率的に復旧をさせることが可能です。
今後も売電ロスを最小限に抑えるとともに、
ご契約いただいているお客様に今まで以上にご満足していただけるよう努めます。
また、常に情報収集をし業務内容の見直しを行い、より満足度の高いサービスをご提供できるよう精進いたします。
2018.12.11 メンテナンス